越前市議会 2019-12-06 12月09日-05号
そこでは、激甚災害である台風15号の停電を回避した防災拠点エリアがあるということです。大きな電力会社の送電がとまった瞬間に地域内の再生可能エネルギーの発電を開始して停電を回避したと、そうすればそこは防災拠点にもなり得るという、そういったところがあるというふうに聞いております。国の報告であったそうです。
そこでは、激甚災害である台風15号の停電を回避した防災拠点エリアがあるということです。大きな電力会社の送電がとまった瞬間に地域内の再生可能エネルギーの発電を開始して停電を回避したと、そうすればそこは防災拠点にもなり得るという、そういったところがあるというふうに聞いております。国の報告であったそうです。
このため、市役所新庁舎の整備に当たっては、市民の生命と財産を守る防災の拠点としての機能を充実させるとともに、庁舎北側には観光交流と防災拠点となる広場、城下町南広場を整備し、市庁舎を中心として消防庁舎や休日急患診療所、結とぴあと合わせて防災拠点エリアとして位置付けたところであります。
加えて、新庁舎を含む防災拠点エリアの整備、バイオマス発電所の誘致、重点道の駅「(仮称)結の故郷」の整備着手、教育理念の策定や大野人の育成、結の故郷づくり、水への恩返しキャリングウォータープロジェクトとともに、産業団地の整備なども推進してまいりました。
これまでの10年を振り返りますと、本市の長年の課題でありました中部縦貫自動車道や国道158号など、幹線道路の整備促進、西部アクセスを含む亀山周辺の整備、新庁舎を含む防災拠点エリアの整備、また地下水保全対策や湧水文化の再生、鳴鹿大堰(ぜき)で確保しました毎秒0.1㌧の水利権の取得、中心市街地の活性化、越前おおの型農業の推進、そしてバイオマス発電所の誘致などにも併せて取り組んでまいりました。
このような中、本年4月に大野市防災拠点エリア、城下町南広場が完成し、災害時に対策本部が設置される市庁舎を中心に、災害対策本部や防災関係機関などとの連携した活動が実施できるようになり、去る8月7日に城下町南広場を第一会場とし、乾側地区を第二会場とした防災訓練が実施されています。
さらに避難の長期化を想定し、防災拠点エリアである城下町南広場には、防火水槽を利用した仮設便益施設のほか、停電を想定し、ガスを利用した発電機による給水設備や手押しポンプを整備いたしました。 また、地下水を利用する各避難所の井戸ポンプ用の電源としては、自家発電装置を購入する予定であり、併せて電気復旧までの間、避難者の飲料水を確保してまいりたいと考えております。
本市では、このような大規模災害の発生に備え、災害対策本部を設置する市庁舎を中心に、結とぴあ、城下町南広場、消防本部などの各施設を含めた周辺地域一帯を防災拠点エリアとして位置付けて整備を完了し、本年4月2日に山崎参議院議長をはじめ、多くの皆さまのご臨席を賜り、防災拠点エリアの落成式を挙行したところであります。
私は、これまで一貫して「市民の生命と財産を守る」を政治の基本とし、山積した課題に着手して方向付けを行い、中部縦貫自動車道や国道158号などの整備促進、新庁舎を含む防災拠点エリアの整備、地下水保全対策や湧水文化の再生、中心市街地の活性化、越前おおの型農業の推進、企業誘致などに取り組むとともに、教育理念の策定や大野人の育成、結の故郷づくりなどを進めてきた結果、本市の地域活力の充実強化や元気な大野の実現に
とりわけ本市の長年の課題でありました中部縦貫自動車道や国道158号等幹線道路の整備促進、防災機能を備えた新庁舎を含む防災拠点エリアの整備といった事業を推進することができました。 また、地下水保全対策や湧水文化の再生、中心市街地の活性化、越前おおの型農業の推進、そして林業振興の一つとして、豊かな森林資源の活用によるバイオマス発電所の誘致等にも併せて取り組んでまいりました。
また、これまで防災拠点エリアと位置付け、消防訓練棟や保健医療福祉サービス拠点施設結とぴあの整備、休日急患センターの機能強化、そして防災の拠点としての役割も果たす庁舎を建設してまいりましたが、今回の城下町南広場の供用開始により全てが整備されたこととなります。